英国など海外では新型コロナウイルスのオミクロン株の感染増加のニュースもありますが、久しぶりにG7各国のワクチン接種状況、感染・死者状況などについて調べてみました。
札幌医科大学のサイトでG7各国のワクチン完全接種率の推移を比べて見ると、日本は77.7%で一番接種率が高くほぼカナダと同じで米国が60.9%で一番低く、接種が遅く始まった日本が短期間で一気に接種が進みトップとなった事がわかります。どの国も接種率の増加はほとんど無くなっています。
G7各国のワクチン完全接種率(全人口に対するパーセント)-札幌医科大学
札幌医科大学のサイトでG7各国の直近7日間の人口100万人あたりの新型コロナウイルス感染者数を見ると、日本の感染者数は他国と比べて2桁以上少なくなっています。
グラフで感染拡大・縮小の経緯を見るとワクチン接種が進む前からイギリス以外の国でほぼ同じ傾向となっていて、日本でも非常に小さいですが第6波らしき増加がみられます。
ウイルスのライフサイクルとかが関係しているのでしょうか。
G7各国の7日間の新規感染者数(人口100万人あたり)-札幌医科大学
感染死者数についても日本は随分と少なくなって来ており、日本とほぼ同じワクチン接種率のカナダでも日本の30倍以上、その他の国は100倍以上となっています。
こちらもグラフで死者数の増加・減少の経緯を見るとワクチン接種が進む前からイギリス以外の国でほぼ同じ傾向となっています。
G7各国の7日間の新規死者数(人口100万人あたり)-札幌医科大学
あと2週間ほどでお正月、感染の再拡大無しで新年を迎えられたら良いのですが。