クルム伊達公子さんが、有明で行われている、東レ・パンパシフィック・オープン2回戦で2−6、6−0、4−0の途中棄権でWTAランク29位のダニエラ・ハンチュコバ(Daniela Hantuchova)に勝ちました。

昨日はGAORAで観ましたが、1セット目はハンチョコバのファーストサーブが良いところに決まり、奪われてしまいました。

2セット目に入る前のコーチングタイムに、「ストレートに打つように、スライスが有効」との指示が。
これがドンピシャリとはまり、伊達さんが時々放つスライスショットをハンチョコバが引っかけてオーバーするシーンが何度も見られました。
相手の逆を突いたストレートも多くみられ、ここから一気に伊達ペースに。ハンチョコバは厳しいところへ入れようと意識するからなのか、サーブが入らなくなってしまい、昨日のシャラポアと同様に自滅に。
3セット目に入るとハンチョコバは肩の痛みを訴えて、マッサージの治療を受けましたが、回復しないようで、2セット目から10ゲーム連続で取られたところでリタイア。

昨日で40歳になった伊達さんが、力だけではないクレバーな試合の進め方を見せてくれました。

昨日、マレーシア・オープンに出場した錦織圭、添田豪はともに一回戦で敗退してしまいました。男子にも頑張ってほしいものです。ジャパンオープンを楽しみにしています。

東レ パン・パシフィック・テニス公式サイト

伊達公子オフィシャルブログ

datehan


hancyokoba