毎日jp:東京電力:石田顧問、辞任へ 天下り、なれ合い半世紀 「原発安全規制に緩み」
とのニュースが出ていますが、この記事によると他の電力会社も含めて沢山の経産省OBが天下りをしているようです。
Wikipedia:石田徹

時事ドットコム:1700万円を自民側に献金=東電役員、07年から3年間−「組織ぐるみ」の指摘も
とのニュースも出ていますが、政界へは東電の役員から献金が行っていたようです。

【米国ブログ】震災時、日本のマスコミは東電から接待を受けていた?
によると、「東日本大震災が3月11日に起こり、福島第一原子力発電所が被災したとき、勝俣恒久東電会長はどこにも見つからなかったと記している。実は大手マスコミ幹部を連れて中国に旅行中で、しかもマスコミ幹部らの旅費は東電が大部分を持っていた」とあります。

当然、大手のマスコミには掲載されていませんが、Youtubeを探したら、東電会長がこの件を認めている動画がアップされていました。
Youtube:東電会長マスコミ接待を告白

このように、政・官・マスコミが電力業界となれ合いで、使用済み燃料の処理方法が確立しない状態で、原発を作り続けたのですから、もし今回の震災が無ければ、さらに大量の使用済み燃料がたまって、もっとひどい被害にあっていたかもしれません。

お金の為に国民の命をおろそかにするとは本当に卑しいことです。

今回の事故で原発の問題が明白になったことを不幸中の幸いとして、今後二度とこのような被害が起きない様に、今回の災害を生かしてほしいものです。