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東京のマンションを売り払って、千葉に引っ越して家庭菜園、棚田の稲の収穫
今年は会社員時代の先輩が、東京のマンションを売り払って、千葉に引っ越して家庭菜園を始めたと言う年賀状をもらいました。
また、棚田で稲の収穫と言う年賀状もいただきました。
以前に長野で乗ったタクシーの運転手さんが、元日産の社員でゴーン社長の就任後に、早期退職に応募して長野の実家に帰り、農業をやりながら運転手をやっていると言う話をうかがいました。

サラリーマンの場合は、人脈はほとんど会社で、地元には知り合いがいない人が多く、高齢になってから地元のサークルに入ると言うのも難しいので、リタイアしたら人付き合いが激減します。
子供時代に育った地元へ帰ると言う選択も得策かもしれません。奥さんが承諾すればですが。
農林水産省のWebサイトの農林水産基本データ集によると、平成23年の農業就業人口は260万人(平成17年は 335万人)で、65歳以上が61%、平均年齢は65.8歳だそうです。日本の農業は年金世代が支えています。

農林水産省のWebサイトに、新規の就農支援が掲載されていました(農林水産省:農業を始めたい人応援します!(新規就農支援))。
田舎につてが無い人にはこのような支援制度を利用するのも一つの方法ですが、PDFファイルを見てみると45歳未満の人が対象のようです。
サラリーマンが早期リタイアして始めるとしたら、45歳は少し早い気がしますが、本格的な農業をはじめるとなると、若いうちからやらないと難しいのかもしれませんし、指導する側としては、若い人でないと教えずらいでしょうが、今は90歳くらいまでしゃきしゃきと働ける人が多いのですから、もう少し対象年齢を上げた方が良いと思います。

本格的な農業ではなくて、リタイアしたら田舎暮らしと言うことでしたら、Webサイト田舎ねっとに田舎の古民家などの物件が掲載されていますので、参考になるかと思います。
テニス仲間には夏は信州で、冬は東京でと優雅な暮らしをしている人もいます。
4年前に軽井沢で仕事をした時には、団塊の世代の別荘購入ブームでバブルだとの話でした。

私の場合には逆で、以前に千葉県の九十九里の方に別荘を持っていましたが昨年処分しました。サラリーマンを辞めて、車も処分してしまったので、駅から遠い別荘に行くのが難儀になりました。あまり行かないと浮浪者が住んでしまうことがあると言った話も伺いましたし、使わない家の固定資産税や電気基本料などを払うのもばかばかしい話でした。買う時は高かったのに売る時には二束三文でしたのでかなりの出費になってしまいました。

また、知り合いで東京の家をアパートにして福島に移住したら、今回の原発事故で避難区域になってしまったと言う話も伺いました。田舎に住むのは良い事ばかりではありませんので、色々とリスクも考慮して選択するのが得策と思います。