震災後の自粛ムードで、お花見についても公園に「宴会ご遠慮願い」の看板が立てられているようです。
JCASTニュース:今年の花見は自粛すべきなのか 上野公園など「宴会ご遠慮願い」

石原知事の「今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる」との話も分かります。
時事ドットコム:花見は自粛を=被災者に配慮必要−石原都知事
また、「戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。」と、戦争の話を持ち出すのも、老害ナベツネに近いものを感じてしまいました。

一方、自粛ムードが広がり、消費がシュリンクしてしまうと、派遣切りなど、若者の雇用に重大な問題が広がります。既に震災にあった地域以外での雇用の問題が出ています。
北海道新聞:「非正規切り」深刻 震災、停電で経済停滞 首都圏や道内労組への相談急増
公務員や年金生活者にとっては景気の問題は関係ない事でしょうし、一部、建設機械関連企業は震災特需のようですが、消費の自粛ムードが広がると、サービス業が大きな打撃を受けてしまい、今度はそこで働いている若者が犠牲になってしまいます。