福島原発事故の影響で放射線による被害の心配が出てきて、テレビなどでも放射線測定器ガイガーカウンターのことが話題になっており、ネット通販でも売り切れのショップも出て来ているようです。

また、ネットではイタリアのローマの方が東京より放射線量が上なことが話題にでていました。
ローマ 放射線量 東京の6倍|プロジェクト イタリアーノ 〜名古屋からイタリア語情報発信〜

イタリアのニュースのサイト
Tokyo meno radioattiva di Roma

L'esperto ad Affaritaliani.it: "Fazio ha ragione, Roma e piu radioattiva di Chernobyl
を、EXCITE翻訳で訳して読んでみたら、東京のイタリア大使館の屋根の上では0.04マイクロシーベルトで、ローマでは0.25マイクロシーベルトだったようです。

放射線は自然の石からも放出されるので、その土地の地盤の組成や建築物や道路に利用されている石などによっても当然、値が異なってきますし、高度の高いところでは低地より宇宙からの放射線が強くなります。だから、原子炉の周辺では定点観測して、放射能漏れの影響で急激に増加していないかを調べているのです。

定点観測データをネットで調べてたら、産総研:つくばセンター災害対策中央本部のサイトが見つかりました。
こちらには、つくばセンターでの放射線の定点測定の結果とともに、今回の地震の計測震度分布や、地震津波前後の比較画像などが掲載されていました。今回の地震で揺れた東京から青森までの太平洋側沿岸の広範囲の揺れの大きさが分かります。

また、ドクター苫米地ブログ(Dr. Hideto Tomabechi)に説明がされていますが、今回の福島原発での東電の作業員や自衛隊隊員、消防隊員などで心配されている、放射線による被爆の問題とヨウ素に代表される放射性物質が浮遊してきて吸い込む話に対する対策を分けて考えないといけないようです。
放射線と放射性物質の概念を混同して国民の不安をメディアは煽らないで欲しい
放射線による被爆は体の外側から放射線が服を透過してくることによる被害で、今回の原発事故処理で消防隊員が着ていた服は作業性のために放射線を遮る効果が無いので、車外でのホースの敷設作業の際に被爆してしまうと言う問題がありました。

医療に用いるレントゲン撮影による被爆にも当然、多少のリスクがあるので、「がん患者の3・2%は診断被ばくが原因」との論文が出て、一時は議論になっていました。放医研・放射線安全研究センター:放射線診断による被ばくと発がんに関する最近の新聞報道と、その元になった科学論文について
現在の高齢者が長生きなのは健康診断をしていなかったからなどと言うことが無いと良いのですが。

これに対してヨウ素などが飛んできた場合はそれを吸い込んで体内に蓄積するのが怖いようです。隊員はその対策としてマスクを着用していました。また、放射性物質は放射線を放出して安定した害の少ない物質に変化していくので、食品は時間が経過してから食べる方が安全のようです。

放射線医学総合研究所東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識(放射線医学総合研究所)のサイトには、その対策が記載されています。また、シーベルトなどの用語が説明されています。

正しい説明をしないでとにかく安全だと言う話と、非科学的に不安をあおると言う事で、混乱しているようです。