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最近、従兄弟がガンの手術をしたのですが、医者に謝礼を渡すのが普通なようで、一体いくらくらい包んだら良いか悩んでいたので、知り合いで身近に手術を経験した事のある人何人かに聞いたところ、皆さん払っているようです。
ネットで調べると、「日経メディカルオンライン:患者からの謝礼金、受け取る医師が8割 ...」と言った記事などが見つかりましたが、これって勿論、課税申告はしないでしょうから、脱税していると言うことかと思います。
医者は誰も見ていないところで受け取ることが可能なので、平気で受け取るのでしょう。
ちなみにGoogleで”医者 謝礼 脱税”で検索したら、25万件もみつかりました。疑問を持っている人も多いようです。このようなところからちゃんと税金を取った上で、増税の話は始めて欲しいものです。

我が家では母が昨年、大学病院で白内障の手術を受けて退院した時に、看護婦さんに菓子折を渡したら受け取れないと言って返されました。
また、父が在宅での介護をお願いしていますが、看護師さんは缶コーヒー一つでも遠慮して受け取りません。

政治家の違法献金でも同じですが。地位が上になればなるほど高潔でいて欲しいと思いますが、世の中どこの世界でも上に行くほど倫理観が薄いようです。

これから団塊の世代の病人が増えてくれば、医療保険制度の崩壊も時間の問題で、自己負担額を増やすことになって、医者への謝礼どころか治療費を負担する事すら困難な時代になるのも近いでしょう。

若者に多額の医療費をかけて病気を治せば、元気になってから税金を納めて返してくれる可能性はありますが、年金生活の年寄りの延命を無理に行っても将来のリターンはありません。

中村仁一さんの『大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ』が一時話題になりましたが、最近の先端医療は、行きすぎた神を冒涜する行為ではないかと思わされることも多いです。

医療保険制度や先端医療の導入の在りなど方、医療全般の見直しを早急にしないと、手遅れになるのではないでしょうか。