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先日、陶芸の先生の展覧会にうかがった際に、先生のお父さんの初代 井高帰山先生の書がありました。読めなかったのでうかがったところ。
「知足」と書いて「足るを知る」と読むそうで、元々は「吾唯知足」という言葉だそうです。竜安寺の裏庭にある蹲踞(つくばい)に刻まれている言葉として有名だそうです。つくばい と言うのは茶室の庭先にある低い手水鉢(ちょうずばち)のことを言うようで、竜安寺の蹲踞は真ん中に口があって、上下左右に吾 足 知 唯 の順番に書かれていて、口を共通で使うデザインになっているそうです。
「足るを知る」と言う言葉はバブルが再燃してきて、お金に絡んだスキャンダルが多い今の時代には新鮮に感じられます。
先日、読んだ浅田次郎さんの「絶対幸福主義」の「幸福の定義」の中でも「知足」が引用されていました。今の自分の能力を知った上で、できることをひとつひとつ実現させていくというのが幸せにつながると言った内容でした。先ず、今の自分にできることを見直してみないといけないですね。
足るを知る