クルム伊達公子がウインブルドンで15年ぶりの勝利

テニスのウィンブルドン選手権がいよいよ始まりましたが、初日の女子シングルスで、クルム伊達公子が主催者推薦でWTAランク215位のケイティー・オブライエン(Katie O'Brien)を6-0、7-5で下しました。
何と15年ぶりの勝利だそうです。
第1セットは相手に1ゲームも与えない完璧な勝利でした。
サービスリターンを速く低いボールで返球して、オブライエンがなかなかタイミングに合わないうちに1セット終了。
2セット目になって、伊達選手が勝ちを意識したためか細かいミスが多くなり、一進一退の戦いでしたが、何とか勝ち切りました。3セット目に入ったら多分流れが変わっていたと思われるので、ここで勝ち切る所が流石です。
主催者推薦の200位以下の選手と言うことでドローに恵まれたとも言えますが。

今回試合の行われた3番コートは新しく出来たコートと言うことで、オープニングセレモニーも行われました。
記念すべきコートのオープニングでの15年ぶりの記念すべき一勝、おめでとうございます。

2回戦はヴィーナス・ウィリアムズ(Venus Williams)と戦います。
復帰間もないとは言え実力はかなり上。どの様な作戦を立てて挑むのかが楽しみです。
クルム伊達公子がウインブルドンで15年ぶりの勝利