アメリカのインディアンウェルズで行われている、テニスのATPツアー マスターズ1000シリーズ BNPパリバ・オープン(BNP PARIBAS OPEN)のシングルス4回戦で、錦織圭が勝ち、準々決勝に進みました。
ATPランク6位で、第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)が11位の ジョン・イズナー(John Isner )に1-6、7-6、7-6の逆転で勝ちました。
出だしの錦織はファーストサーブが入らず、第一セットでのファーストサーブインの確率が42%。これではトップランクの選手相手にサービスゲームをキープする事は出来ません。
反対にイズナーはサーブが絶好調で、208cmの長身から220kmを超えるサーブをセンター・ワイドへと打ち分け、全く危なげなくサービスゲームをキープ。結局第一セットの錦織は1サービスゲームをゲームキープできただけでした。
第2セットからは錦織のファーストサーブが安定してきて、お互いサービスゲームをキープしての拮抗した試合展開に。
2セットをともにタイブレークで取って勝ちをもぎ取りましたが、本当に紙一重の試合でした。
トータル23本のサービスエースを取られ、一度もサービスゲームのブレークチャンスが無かった錦織が、最後の最後でイズナーのセンターに入る強烈なサーブをセンターと予想し、真ん中深く打ち返してストロークに持ち込み勝利を手にしました。ワンチャンスを物にした本当に見事な勝ち方でした。
これから始まる準々決勝ではランキング5位で第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal)と対戦します。
過去の対戦成績は錦織の1-7敗。
ATP Head to Head:Kei Nishikori vs Rafael Nadal
高く跳ねるコートで、強烈なトップスピンボールのナダルに有利ですが。今回のように集中力を持って、戦えば十分に勝てる可能性はあると思われます。
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